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Showing posts from October, 2021

2021年11月1日 礼拝説教 「喜びとなり、楽しみとなる」

2021 年 11 月1 日 礼拝説教 「 喜びとなり、楽しみとなる 」 ルカによる福音書 1 章 8 ~ 17 節 8節                   さて、ザカリアは自分の組が当番で、神の御前で祭司の務めをしていたとき、 9節                   祭司職のしきたりによってくじを引いたところ、主の聖所に入って香をたくことになった。 10節              香をたいている間、大勢の民衆が皆外で祈っていた。 11節              すると、主の天使が現れ、香壇の右に立った。 12節              ザカリアはそれを見て不安になり、恐怖の念に襲われた。 13節              天使は言った。「恐れることはない。ザカリア、あなたの願いは聞き入れられた。あなたの妻エリサベトは男の子を産む。その子をヨハネと名付けなさい。 14節              その子はあなたにとって喜びとなり、楽しみとなる。多くの人もその誕生を喜ぶ。 15節              彼は主の御前に偉大な人になり、ぶどう酒や強い酒を飲まず、既に母の胎にいるときから聖霊に満たされていて、 16節              イスラエルの多くの子らをその神である主のもとに立ち帰らせる。 17節              彼はエリヤの霊と力で主に先立って行き、父の心を子に向けさせ、逆らう者に正しい人の分別を持たせて、準備のできた民を主のために用意する。」 子供がいないザカリアは神殿に仕えるアビヤ組の祭司でした。祭司の子供は皆、祭司の身分を受け継いだので、その数はとても多く、 24 の組に分かれていました。それぞれの組はローテーションを組んで年に 2 回、 1 週間の神殿奉仕のため、エルサレムにやってきました。一日の務めの中で、一番名誉だったのは神殿の中に入り、誰も入ってはいけない至聖所の前に立って香をたくことでした。この行為はイスラエル国民の神に奉げる祈りを象徴するもので、祭司が神殿に入っている間、外で大勢の人が祈りを捧げていました。 この役割を担えるのは、神様の指名を受けた祭司だけで、指名されたと知る方法はくじ引きでした。神様が選んだ祭司が当たりくじを引き、一度この務めを果たしたら、他の

2021年10月18日 礼拝説教 「子供がなく年をとっていた」

  2021 年 10 月 18 日 礼拝説教 「 子供がなく年をとっていた 」 ルカによる福音書 1 章 1 ~ 7 節 1節                   わたしたちの間で実現した事柄について、 2節                   最初から目撃して御言葉のために働いた人々がわたしたちに伝えたとおりに、物語を書き連ねようと、多くの人々が既に手を着けています。 3節                   そこで、敬愛するテオフィロさま、わたしもすべての事を初めから詳しく調べていますので、順序正しく書いてあなたに献呈するのがよいと思いました。 4節                   お受けになった教えが確実なものであることを、よく分かっていただきたいのであります。 5節                   ユダヤの王ヘロデの時代、アビヤ組の祭司にザカリアという人がいた。その妻はアロン家の娘の一人で、名をエリサベトといった。 6節                   二人とも神の前に正しい人で、主の掟と定めをすべて守り、非のうちどころがなかった。 7節                   しかし、エリサベトは不妊の女だったので、彼らには、子供がなく、二人とも既に年をとっていた。 先週、ルカによる福音書の最後の部分を読みました。今日は、同じルカによる福音書の最初に戻りましたが、順調に進めば、ちょうどクリスマスの季節に、クリスマス物語を読むことになります。献呈の挨拶に当たる 4 節までの言葉は堅苦しいものです。テオフィロの正体は不明で、ルカについても、あまり多くのことが知られていません。おそらく、裕福な貴族だったテオフィロが、ギリシャ人の医者だったルカのスポンサーとなり、イエス・キリストの生涯を物語としてまとめるように依頼したと思われています。 しかし、イエス様の話をする前に、ルカはこの物語を、ほぼ同じ時期に現れ、イエス様より先に有名になったバプテスマのヨハネの話から書き始めました。イエス様の育ての親はマリアとヨセフでしたが、バプテスマのヨハネの両親は年老いた夫婦、ザカリアとエリサベトでした。このお二人は模範的なユダヤ教徒で、ルカはお二人について「非の打ちどころがなかった」と書いています。当時のユダヤ教の教えからすると

2021年10月11日 礼拝説教 「天命を知らされた人の喜び」

  2021 年 10 月 11 日 礼拝説教 「 天命を知らされた人の喜び 」 ルカによる福音書 24 章 44 ~ 53 節 44節            イエスは言われた。「わたしについてモーセの律法と預言者の書と詩編に書いてある事柄は、必ずすべて実現する。これこそ、まだあなたがたと一緒にいたころ、言っておいたことである。」 45節            そしてイエスは、聖書を悟らせるために彼らの心の目を開いて、 46節            言われた。「次のように書いてある。『メシアは苦しみを受け、三日目に死者の中から復活する。 47節            また、罪の赦しを得させる悔い改めが、その名によってあらゆる国の人々に宣べ伝えられる』と。 エルサレムから始めて、 48節            あなたがたはこれらのことの証人となる。 49節            わたしは、父が約束されたものをあなたがたに送る。 高い所からの力に覆われるまでは、都にとどまっていなさい。 」 50節            イエスは、そこから彼らをベタニアの辺りまで連れて行き、手を上げて祝福された。 51節            そして、祝福しながら彼らを離れ、天に上げられた。 52節            彼らは イエスを伏し拝んだ後、大喜びでエルサレムに帰り、 53節            絶えず神殿の境内にいて、神をほめたたえていた。 「待遇は立派です。物足りないのは仕事の内容です。」 19 世紀の末期に中国伝道に備え、中国語をマスターしたロバート・ジャフレーというカナダ人がいました。香港に支店を開こうとしていた石油大手のスタンダード・オイル社はジャフレーの流暢な中国語に目をつけ、リクルートに乗り出しました。断られると給料のオファーを倍にしました。金額をいくら釣り上げても首を縦に振らないので、ついに尋ねました。「どうしましたか。これほどの好待遇でも、まだ不満があると言うのですか。」そこでジャフレーが言ったのは最初に言った言葉です。「待遇は立派です。物足りないのは仕事の内容です。」信仰心に燃えていたジャフレーが苦労して覚えた中国語は、中国で伝道するために習得したものでした。中国人に石油を売るためにそれを使うなんて、

2021年10月4日 礼拝説教 「まさしくわたしだ」

  2021 年 10 月 4 日 礼拝説教 「 まさしくわたしだ 」 ルカによる福音書 24 章 33 ~ 43 節 33節            そして、時を移さず出発して、エルサレムに戻ってみると、十一人とその仲間が集まって、 34節            本当に主は復活して、シモンに現れたと言っていた。 35節            二人も、道で起こったことや、パンを裂いてくださったときにイエスだと分かった次第を話した。 36節            こういうことを話していると、イエス御自身が彼らの真ん中に立ち、「あなたがたに平和があるように」と言われた。 37節            彼らは恐れおののき、亡霊を見ているのだと思った。 38節            そこで、イエスは言われた。「なぜ、うろたえているのか。どうして心に疑いを起こすのか。 39節            わたしの手や足を見なさい。まさしくわたしだ。触ってよく見なさい。亡霊には肉も骨もないが、あなたがたに見えるとおり、わたしにはそれがある。」 40節            こう言って、イエスは手と足をお見せになった。 41節            彼らが喜びのあまりまだ信じられず、不思議がっているので、イエスは、「ここに何か食べ物があるか」と言われた。 42節            そこで、焼いた魚を一切れ差し出すと、 43節            イエスはそれを取って、彼らの前で食べられた。   「トトロいたんだよ。トトロってちゃんと言ったもん。ほんとだもん!ほんとにトトロいたんだもん!嘘じゃないもん!」 「サツキもお父さんも、メイが嘘つきだなんて思っていないよ。メイはきっとこの森の主に会ったんだ。でもいつも会えるとは限らない。」復活したイエス様についての報告を読むと、スタジオジブリの「となりのトトロ」を思い出す人もいると思います。妹のメイは、姉のサツキと父親のタツオにトトロの話をします。しかし、先ほどまでいたトトロはどこにもいないので、メイは説明に困ります。 エマオの村にある家から急に姿を消したイエス様はどこに行ったのでしょう。イエス様を迎え入れた二人は、日が沈んだのを気にせず、暗い中を急いでエルサレムに戻りました。逮捕を