2025年12月8日 礼拝説教 「罪人を招くイエス様」
2025 年 12 月 8 日 礼拝説教 「罪人を招くイエス様」 マルコによる福音書 2 章 13 節~ 17 節 13節 イエスは、再び湖のほとりに出て行かれた。群衆が皆そばに集まって来たので、イエスは教えられた。 14節 そして通りがかりに、アルファイの子レビが収税所に座っているのを見かけて、「わたしに従いなさい」と言われた。彼は立ち上がってイエスに従った。 15節 イエスがレビの家で食事の席に着いておられたときのことである。多くの徴税人や罪人もイエスや弟子たちと同席していた。実に大勢の人がいて、イエスに従っていたのである。 16節 ファリサイ派の律法学者は、イエスが罪人や徴税人と一緒に食事をされるのを見て、弟子たちに、「どうして彼は徴税人や罪人と一緒に食事をするのか」と言った。 17節 イエスはこれを聞いて言われた。「医者を必要とするのは、丈夫な人ではなく病人である。わたしが来たのは、正しい人を招くためではなく、罪人を招くためである。」 新約聖書には、二つの名前を持っている人が多くいます。ここに登場するレビもその一人です。レビは、マタイによる福音書を書いたマタイだと言われています。レビのイエス様との出会いは、これまでの人たちと同じように、当時の社会常識をひっくり返すものでした。 レビは、イスラエルという国を占領する、嫌われ者のローマ人に代わって、同国民から税を集めて私腹を肥やしている人でした。次のような推測ができます。レビにとってお金はとても大事なものでした。自らこのような仕事を選ぶ人は、イスラエル社会の底辺にいる外国人同様、一般市民に付き合ってもらえない人でした。職業に伴う恥を気にすることなく、村八分にされてもお金さえあれば満足...