2025年3月1日卒業式 「どのような時も光と輝く」
2025 年 3 月 1 日卒業式 「どのような時も光と輝く」 詩編 34 編 2 節、 6 節、 8 節、 9 節 2節 どのようなときも、わたしは主をたたえ、 わたしの口は絶えることなく賛美を歌う。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 6節 主を仰ぎ見る人は 光と輝き、辱めに顔を伏せる ことはない。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 8節 主の使いはその周りに陣を敷き、 主を畏れる人を守り助けてくださった。 9節 味わい、見よ、主の恵み深さを。 いかに幸いなことか、御もとに身を寄せる人は。 どなたの人生にも何度かは勝利を実感し、「ここまで生きて来て良かった」と思わせる瞬間がやってきます。皆様にとってこの日が正に、そのような時であって欲しいと願います。他人の目には大したことのない、日常的なことに映るかもしれませんが、これまでの道のりを知っているご本人と、苦労を共にしてきたご家族には、日常どころか、奇跡のように思える出来事かもしれません。注目を浴びるのは輝かしい成果を上げた周囲にいる人であり、平凡過ぎる自分たちには、誰の目も留まっていないと思うかもしれません。しかし、当時者として、この時に味わう勝利の味は、世間から称賛を浴びる人たちには、勝っているとも、劣っているとも言えません。 これまで、公的にも私的にも何度も、卒業という場面に立ち会って参りました。自分の関係者がト...