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2024年7月22日 終業礼拝 「心を見る神」

  2024 年 7 月 22 日 終業礼拝 「心を見る神」 サムエル記上  16 章 1 節、4節~7節 1節                主はサムエルに言われた。「いつまであなたは、サウルのことを嘆くのか。わたしは、イスラエルを治める王位から彼を退けた。角に油を満たして出かけなさい。あなたをベツレヘムのエッサイのもとに遣わそう。わたしはその息子たちの中に、王となるべき者を見いだした。」 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 4節                サムエルは主が命じられたとおりにした。彼がベツレヘムに着くと、町の長老は不安げに出迎えて、尋ねた。「おいでくださったのは、平和なことのためでしょうか。」 5節                「平和なことです。主にいけにえをささげに来ました。身を清めて、いけにえの会食に一緒に来てください。」サムエルはエッサイとその息子たちに身を清めさせ、いけにえの会食に彼らを招いた。 6節                彼らがやって来ると、サムエルはエリアブに目を留め、彼こそ主の前に油を注がれる者だ、と思った。 7節                しかし、主はサムエルに言われた。 「容姿や背の高さに目を向けるな。 わたしは彼を退ける。人間が見るようには見ない。 人は目に映ることを見るが、主は心によって見る。」  お爺さんやお婆さんが結婚した頃、出会いのきっかけのほとん...

2024年7月8日 礼拝説教 「悲劇の王」

  2024 年 7 月 8 日 礼拝説教 「悲劇の王」 サムエル記上  9 章 1 節~ 2 節、 10 章 1 節、 24 節、 15 章 22 節~ 23 節、 35 節 1節                   ベニヤミン族に一人の男がいた。名をキシュといい、家系をさかのぼると、アビエル、ツェロル、ベコラト、ベニヤミン人のアフィアに至り、勇敢な男であった。 2節                   彼には名をサウルという息子があった。美しい若者で、彼の美しさに及ぶ者はイスラエルにはだれもいなかった。民のだれよりも肩から上の分だけ背が高かった。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 10 章 1節                   サムエルは油の壺を取り、サウルの頭に油を注ぎ、彼に口づけして、言った。「主があなたに油を注ぎ、御自分の嗣業の民の指導者とされたのです。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 24節              サムエルは民全体に言った。「見るがいい、主が選ばれたこの人を。民のうちで彼に及ぶ者はいない。」民は全員、喜び叫んで言った。「王様万歳。」 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 15 章 22節              サムエルは言った。「主が喜ばれるのは...